ヤマハ　DX-27

◆船体はコーションプレート（銘板）も無く、船舶検査手帳の製造者型式欄も空欄になっていますので正確には分かりませんが、オーナー様によりますとヤマハ「DX-27」との事です。

◆船体は年相応の経年劣化が見受けられますが、大きな傷や航行に影響があるような損傷などは無いように見受けられました。

◆ガンネル、ハル廻りも航行に影響があるような損傷や目立つ大きな傷や割れなどは見受けられませんでした。

◆この艇は係留保管ですので取材時は船底の様子は確認できていませんが、オーナー様がドック揚げされた2021年8月には特に問題は無かったとの事です。なお、ご要望がございましたらドッグ揚げして船底の確認をしていただくことも可能です。

◆船底両舷にはローリングチョッパー（揺れ止め）が付いています。なお、試乗時にはややうねりがありましたが、横揺れは2.5ｍの船幅にしては小さく感じました（当方主観）

◆船底のシャフトはブラケット受けです。シャフトの材質はSUS304でシャフト径はφ53.0ｍｍです。

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。全ての艤装品につきましては動作確認をしておりませんし、掲載後以降にも経年劣化は進みます。ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認をお願い致します。

◆デッキは全体的に硬く、フロントデッキ（オモテ）のかんざしもたちまち補修のが必要な状態ではないように見受けられました。なお、デッキはオーナー様自ら塗装されたそうです。

◆ブルワーク両舷が高くなっていますがこれは全オーナーが加工された物のようです。好みは分かれるところですが、安心感としぶき低減には一役買っていると思われます。

◆オモテとトモのサブタも特に大きな問題ないように見受けられました。

◆イケスはオモテに備わっています。イケスの水量が一定になるような工夫もされています。

◆この船のブリッジは何か他の船のブリッジを載せていると思われますが、現オーナー様が購入時された時にはこのブリッジが載っていたとの事ですので、詳細は不明です。

◆オモテには電動アンカーウィンチが備わっています。

◆トモのデッキも大きく問題は無いように見受けられました。両舷のタツもたちまち補修の必要は無いように見受けられました。

◆舵箱はトモのデッキ上にあります。油圧操舵部のオイル漏れも無いように見受けられました。

◆トモ左舷側には点検口があり、舵とプロペラはそこから目視可能です。

◆操船部インパネの動作の様子は次項の動画でご覧いただけます。試乗時に見た感じでは電圧計が動いていないようでしたがその他のメーターは動いていました。なお、インパネ右に微速装置のレバーがあります。

◆インパネ上にはHONDEXのカラー6インチ液晶GPS魚探「PS-60GPⅡ」が装備されており、試乗時には問題なく動作していました。

◆オーニングのフレームもテント生地もたちまち補修の必要は無いように見受けられました。

◆スパンカーはオーナー様自作の物が装備されています。

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。全ての艤装品につきましては動作確認をしておりませんし、掲載後以降にも経年劣化は進みます。ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認をお願い致します。

◆エンジンのアイドリング時、航行時の音や排気煙の様子、インパネの動作などを動画に収めていますのでまずは是非こちらをご覧下さい。当方の私見では排気漏れや特に気になる異音などは無いようでした。

◆エンジンはヤマハのインタークーラーターボ付き4気筒ディーゼルエンジン、D380KUH（72X）が搭載されています。船舶検査手帳の連続最大出力は130PS/2900rpmです。なお、取材時のエンジンランタイムは5615時間でしたがワンオーナー艇ではありませんのでこの数字が正確か否かは不明です。なお、このエンジンのマリンギアは微速装置付きです。

◆試乗時の船速は2名乗船で23ノット出ました。普段オーナ様は18ノット程度で巡航されているようです。

◆この艇は左舷側に燃料タンクが装備されています。確な容量は不明ですが、100L程度は入るようです。

※エンジンも基本的に現状お渡しですので、ご見学時にはご納得がいくまで点検、動作確認を実施されて下さい。なお、エンジンは特に重要ですので、買主様ご自身での見立てが難しい場合は、ご見学前に最寄りの整備専門業者さんなどにこのページで見立てをいただくか、帯同されてのご見学をお勧めしております。

◆この船は「漁船登録」船です。また、「日本小型船舶検査機構（ＪＣＩ）」の検査済み船です。JCIでの用途は「釣船」で、登録総トン数は2.1トンです。この船の正確な情報をお伝えする為に動力漁船登録票及び船舶検査証書と検査手帳を個人情報を伏せた状態で掲載しています。

◆この船を漁業者様でない一般の方が所有してレジャー利用される場合は「日本小型船舶検査機構（ＪＣＩ）」に「新規登録」が必要です。また新規登録の際は「検査」も必要になります。検査の際には「法定備品」の追加購入が必要な場合もございます。

◆船体やエンジンの型式、定員、用途、登録上の船体寸法、航行区域、航行上の条件、進水年月日、検査の状況などをご確認下さい。なお、検査手帳の製造者型式欄は空白になっていますので正確なモデル名は不明ですが、オーナー様によりますと「DX-27」との事です。

※艇の所有権変更や新規登録、それに伴います検査、航行区域、船籍港、船名などの変更に伴う費用は原則的に買主様のご負担となります。なお、当方ではご希望の都道府県市町村を母港にされた場合に選択可能な航行区域や「沿岸小型」の取得、「臨時航行」に関する手続きなどのご相談も承っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

◆この船は四国内の漁港に係留保管されています。現船は私、平田が2022年3月に現地で取材していますので、まずは疑問点などをピックアップしていただいてからお電話にて問い合わせいただければ、客観的見地からお答えさせていただきます。

◆ご見学・試乗には予約が必要です。「見学お申込書」をお読みいただいてからご連絡を下さい。090-9772-3000（平田）

◆写真やコメントはあくまでも参考とし見学時には必ず試乗して頂きオーナー様に直接ご質問等で確認をして下さい。最終的には必ず購入者様の判断にて購入決定される事をお願い致します。

◆見学や商談のお申し込みが集中する場合も御座います。その場合、代金お支払いのお申し出のある方と優先的に、ご商談を進める場合も御座いますので、ご了承ください。

◆陸送や回航につきましては業者さんのご紹介も可能ですので、必要でございましたらお申し付け下さい。事前お見積りも可能です。

◆晴れてご成約となりましたら、売買契約書は当方で作製させていただきまして、売主様、買主様ともにご署名とご捺印をお願いしています。また、回航、所有権変更等にかかる手間や費用等は原則、買主様のご負担となります。

では、お問い合わせを心よりお待ちしています！

船ネットモール 中四国エリア担当：平田　

TEL：090-9772-3000

Email：hirata@funenet.com