ヤマハ　UF23(GTF)

ここの保管場所付近には工場があるため、コークスなどが飛んできて船体は全体的に汚れていました。

洗えばある程度はきれいになりますが、黄ばみや経年に伴う変色に関しては、なかなか綺麗にはなりにくいと思います。

ハルの艶はありませんが、バフ掛けすれば艶は甦ると思います。

また、通常使用時に付いたスレやキズもありました。しかしながら割れなどの大きなダメージはありません。

ガンネルの状態は年式の割には良いです。

船底は特別に大きなキズなどはないとのことです。

航海灯は点灯します。ホーンも鳴ります。

ワイパーは作動します。水も出ます。

サイドウォークがありますので、前後デッキへは楽にアクセスできます。

ソーラーパネルがセットされています。

燃料タンクは100Ｌ。ＦＲＰ製です。

写真のアンカーとアンカーロープは付随しません。

アクリルのウィンドシールドは右舷は経年劣化で透明感が無くなっていますが、左舷側は日が当たらないので視界は良いです。

デッキ表面はブアブアするところはありません。

アンカーウィンチ動作確認ＯＫです。

汚れに関しましては根気よく洗えばきれいになると思います。

バウレールのグラつきはありません。

生け簀は使用可能です。

生け簀ハッチの裏側が補強がされていますので、頑丈です。

バッテリーは2019年10月に新品交換されています。

エンジンは外観は錆やオイル汚れもありますが、マメにメンテナンスされています。

最近のメンテナンスは、

2020年３月にベルト調整、

4月にエルボー交換。

2019年11月にはオイル、オイルエレメント、インペラ交換、そしてターボのオーバーホールがされています。

2018年には海水フィルターとポンプを約15万円程かけて交換されたそうです。

ドライブは保管時はドライブカバーを掛けて保管されていますので、そんなに汚れていません。

チルトの上下動作も確認できました。

予備ペラがあります。

年式相応に使用感がありますが、ここでの操船は特別な問題はありません。

メーター類、前進後進リモコンも作動しました。

アワーメーターは２個ありまして、この２つを併せたものが実時間です。

小さい方のアワーメーターは550時間を指していましたが、もう一個のメーターは中古のメーターに取り替えられていますので、使用時間は不明です。

ハンドルは油圧ですから軽く回ります。

カラーＧＰＳ魚探は古いですが使用できます。

キャビンドア上部ハッチが割れていましたが、頑丈に補修がされています。

キャビン内部は磨けばきれいになると思います。

法定備品はアンカーとアンカーロープ以外はあります。