ヤンマー　GA51V-A

船体は頑丈です。

このヤンマーＧＡ５１Ｖは1998年12月に進水されて以来、オーナーは休日の釣りや接待などで使用されています。

ですから恥ずかしくないように、いつでもすぐに乗れるコンディションを保たれています。

この船の特徴は、特注でバウを2ｍほどせり出した事です。これだけで別途250万円程かかったそうです。

全長が16.3ｍあります。走りのスタイルもすごくカッコいいです。

ブリッジは「ロケット２」という名前の特別なブリッジだそうです。

アンカーウィンチは問題なしです。

 
サイドデッキの幅は７３ｃｍとワイド幅です。

デッキからの高さは５８ｃｍ位ありましたので、前後へのアクセスも容易ですし、ここでは余裕の竿出しができます。

ハルには通常使用時にできた軽微な小傷や、フェンダーのスレ等もありますが、目立つような汚れやキズはありません。

ガンネルもがっちりしています。

船底はブラケットタイプです。

ペラ、シャフトも問題なしです。シャフトは６０ｍｍです。

シューピースは付けていません。

数年前に右舷の後ろ角付近を渡船に衝突されたことがあるらしく、補修の経験があるそうです。

ばっちり補修をしてもらったそうで全く何ともないそうです。

デッキはきれいで頑丈です。

アンカー台の木の経年劣化がありますが、すぐに取り換えるまではありません。

表面のブア付き感もありませんし、バウレールもガッチリしています。

ハッチは軽く、且つ頑丈な造りです。

大容量の生け簀にはポンプが付いていますので、海水を素早く抜くことができます。

物入れも大容量です。

 
 

 
 集魚灯がセットされています。

オーニングはスライド式です。スパンカーと一体式です。頑丈に作られています。

スパンカーのセールはあります。

エアコンの室外機が2台セットされています。

後ろデッキにはシーアンカー12ｍと10ｍがあります。

電動ウィンチは作動します。

ここにも集魚灯がセットされています。

後ろデッキにもイケスが2室あります。

後ろにもアンカーウィンチが付いています。

点検口もありますので、ペラに何かが絡まったりしても安心です。

舵シリンダーにはきれいです。海水が直接かからないようにビニルカバーを掛けられています。

家庭用のエアコンが設置されていますので、快適空間です。

配電盤やメーター類もきれいです。

回転窓も２個とも作動します。

個室トイレ内は高さがありますので圧迫感がありません。

床下からバッテリー室とエンジンルームにアクセスできます。

高さはありませんが、つめれば3人ゆっくりで2人は横になれます。

ここにもエアコンが設置されています。

回転窓は2個

配電盤もきれいです。電灯はLEDです。

航海計器はFURUNOで揃えています。

GPS　GP-3500、

サテライトコンパス、

魚探　FCV-1100L、

レーダー　FR8062-12A、

無線機、

マロールオートパイロット、

３連リモコン、

ノボル電子の汽笛、

小型テレビはBSアンテナが付いています。

ステレオもあります。

取材時のアワーメーターは5948時間です。

メインスイッチを切り忘れないように、点灯スイッチが付いています。

バッテリーは210×2個が電装品、160×2個がエンジン用です。

ステンレスの清水タンク150Lがあります。

エンジンはヤンマー６ＧＸ-ＧＴ。定格550馬力（最大600馬力）が搭載されています。

取材時の使用時間は5948時間です。

1998年12月に進水式をされていますので、年間250-300時間の使用ですから、ほどよく使用されています。

スピードは最高29ノット位は出るとのことです。

巡航スピードは1800回転の19-20ノット位で走るそうです。

エンジン外観は年式の割にきれいです。

とても大事にされるオーナーですから、オイル汚れがありません。

メンテナンスは近くのエンジニアさんにお願いされ、消耗品交換などはきっちりされているとのことです。

作業がしやすいようにエンジンルームにもLED灯を設置されています。

シールスタンは5年前に交換されています。

燃料タンクは約1500Ｌ入ります。

発電機は10ｋｗ、インバーターは3ｋｗが搭載されています。

最近のメンテナンスは消耗品交換のほかに、昨年はキングストンを12万円程かけて交換されたそうです。

また、2017年12月（5623時間の時）にはバルブの1番が噴いたそうで、ライナーとピストンリングを交換されたそうです。

残りの5本も点検したところライナーはOKだったのでピストンリングのみを交換されたとのことです。