ヤンマー　FE-23B-3

平成２年（１９９０年）に進水されていますので、船齢は３０年が経ちますのでそれなりの使用感があります。

しかしながら、特別なダメージはなくまだまだ十分に使用可能なボートです。

現オーナーは２オーナー目ですが、２０年近く所有されています。

ハルは塗装がされています。年式相応にスレやキズ、色褪せ感もあります。

ガンネルにも当てキズや凹みもあります。

船底は海上係留ですから牡蠣の付着があったり、小傷があったりしますが、酷いものはないとのことです。

もともとはオープンタイプの船だったのですが、屋根とキャビンドアが増設されています。

オーナーが建設関係のお仕事をされていますので、得意なんだそうです。

写真には写っていますが、上にあるGPSアンテナは付随いたしません。

デッキ表面は通常使用時に発生したキズやスレなどがありますが、ひどいものはありません。

海上係留ですから汚れもありますが、磨けば綺麗になる程度のものです。

バウレールのグラつき感はありません。

木製のバウスプリットもオーナー手製で増設されています。

年式の古い船にありがちな、デッキ表面がブワブワした感じはありませんでした。

イケスは問題なく使用できます。

ヤンマー4JH2-DTZ　72馬力（最大85馬力）エンジンが搭載されています。

この船の自慢は、１００万円程かけて２０１９年２月にフルオーバーホールをされていることです。

オーバーホール後の使用時間も僅かです。

取材時の使用時間は1325時間を表示していました。

ドライブの油圧ポンプ、クラッチワイヤーも１１月に交換されたばかりだそうです。

チルトはスムーズに上下します。

燃料タンクは約120L入ります。

キャビンドアと天井などを増設されています。

コックピットは使用感がありますが、特別な問題点はありません。

正面のガラス窓の視界は良好ですが、両サイドの窓はアクリルですから、紫外線等による劣化が発生して、視界が悪くなっています。

ハンドル周り、床や壁など、全体的に年式相応感があります。

汚れはありますが磨けばきれいになると思います。

ハンドルは軽く回りました。

前進後進リモコンも普通に作動します。

キャビン内は大人が２人位が横になれるスペースです。

ここも年式相応感があります。壁や天井にはシミやカビ、汚れもあります。

スカイライトハッチの開閉は問題なくできます。ここからの雨漏りもなさそうです。

キャビンクッションのファブリックにシミや使用感があります。

木製の棚やロッドスタンドはオーナーの手製だそうです。

取材時はエンジン始動確認及び試乗を行いましたが、沖乗りでの状態や細かい所までは解りかねますので、実際にご見学ご試乗いただき、装備品や計器類の細かい動作など全てをご確認くださり、納得の上でご購入を下さいますようお願い致します。