ヤマハ　DY32

この船は、１９９６年４月に進水されていますので、船齢は２３年程が経ちますが、オーナーが大事に所有されていますので、年式の割にきれいなコンデションをキープしています。

取材時（H31年04月）にエンジンメンテナンス、船底掃除及び塗装を行ったばかりです。

ペラコートも塗ってあり、亜鉛交換もされています。

船底の表面は滑らかです。

ハルには軽微なスレ程度はありますが、大きなダメージはありません。

表面の光沢もありきれいです。

ガンネルには多少の経年劣化やキズ等もありますが、使用するには全く問題ありません。

元々は引き上げ式シャフト船だったらしく、固定式のブラケットタイプに変更されています。

スマートな2段ブリッジです。

ブリッジ周りもきれいです。

サーチライト、白灯、両色灯は点灯します。

回転窓は作動します。

アクリル窓も交換されていますので、透明感もあり視界がいいです。

各所レールの電蝕もなく、取付部分もガッチリしています。

ステッカーもきれいです。

サイドウォークも広さ充分ですので、前後デッキへのアクセスも容易です。

アンカーウィンチも作動します。

元々はこのブリッジはオープンタイプだったそうですが、後ろを延長してキャビンドアを取り付けられたそうです。

２ステーション、舵リモコンがセットされています。

デッキは凹凸をなくした、フラットでワイドなスペースです。

３-５人の釣りなら充分な釣りスペースです。

かんざし、アンカー台もきれいでガッチリしています。

使用頻度が少ないだけに、デッキ表面のノンスリップの減りは少な目です。

ブアブアするところは一つもなく、表面はがっちりしっかりしています。

生け簀は２室、大きめの物入れは３室あります。

オーナーの手入れにより、撒き餌や魚のこびりついた臭みや汚れはありません。

写真にはありませんが、フロントデッキにもオーニングがありますので、お付けされます。

アフトデッキも凹凸のないフラットデッキです。

アンカー２個とアンカーロ－プ４分が50ｍ、6分が110ｍ、7分が25ｍ位あります。

後ろには生簀はありません。深めで大きめの物入れがあります。

元々は引き上げ式シャフト船だったらしく、固定式のブラケットタイプに変更されています。

舵シリンダーも不具合ありません。

舵リモコンも問題なしです。

流し釣りに威力を発揮するスパンカーもセットされています。

写真にはありませんが、ラダーもあるのでお付けされます。

リアドアを増設されていますので、ブリッジ内を風雨や寒さから守り、快適な操船ができます。

ガラス面を広くとったスライド式キャビンドアです。

天井は高さもあります。

フロント窓はワイドで視界も良いです。回転窓も作動します。

下のハッチからはエンジンルームにアクセスできます。

バッテリーはメインは１２Vが１個、２０１７年１月に交換されています。

サブバッテリーは２個装備しています。

ドライバーシートは使用感があります。

ハンドルは軽く、前進後進リモコンも問題なしです。

FUSOのGPS魚探は古いですが、まだまだ使用可能です。

外部操舵と舵リモコンがセットされています。

メーター類の不具合はありません。

取材時のアワーメーターは1458時間でした。

キャビン内も清潔に使用されています。

扉の開閉もスムーズです。

大人２人でしたらちょっとした休憩や仮眠ができます。

あるいはフィッシングギアなどの収納にも便利です。

アクリル窓は交換された経験があるので、透明感があります。

スイッチ類も問題なしです。

ハンディーサーチライトをお付けいたします。

エンジンはヤンマー6ＬＰ-ＤＴ　検査手帳馬力205馬力（最大馬力235馬力）が搭載されています。

このエンジンは2006年に製造され、前オーナーが2008年に新品で換装されているそうです。

現在のオーナーがこの船を８年ほど前に中古で購入された時は、まだ５００時間の使用時間だったそうです。

それ以来、たまに近場の釣りに出かけられますが、使用頻度が少ないだけに、外観はきれいです。

また、今までにまめにメンテナンスも行っています。年２回は行われているそうです。

整備記録もきちんとまとめられていますので、ご契約時にはお渡しされます。

最近では取材時に船底掃除、塗装と同時にエンジンメンテナンスも終わったばかりだそうです。

その内容は、

インペラ交換、0リング、オイルシ－ト、パッキン交換

エンジンオイル交換

エレメント交換

エンジン内亜鉛棒交換

シャフト他亜鉛交換

今まで調子も良く、故障等がないため、大きな部品交換などの経験はないとのことです。

最高スピードは約２９ノット、巡航速度は２０ノット位で走るそうです。

燃料タンクには２００L位入るそうです。

すごく燃費がいいそうで、片道３０分～１時間位のところに釣行し、３時間ほどポイントを探りながら流し釣りをして帰ってきても、１０L以上使ったことがないそうです。

これらの使用状況から燃費の計算をすると、１時間当たり５Lから多くても１０Lも喰わないエンジンのようです。

このヤンマー6ＬＰ-ＤＴエンジンは低燃費との話は聞いたことがありますが、ものすごく燃費がいいのには驚きました。

取材時はエンジン始動確認及び試乗を行いましたが、沖乗りでの状態や細かい所までは解りかねます。

ご見学の際にはご試乗いただき、また、装備品や計器類の細かい動作など全てをご確認いただき、納得の上でご購入を下さいますようお願い致します。

ご見学の際は「ご見学お申込書」にご署名の上でお申込みください。「ご見学お申込書」は担当者までお申しつけください。 

天候及び海上の状況によっては、試乗できない場合もありますのでご了承ください。