伊延造船　和船45フィート

1982年03月に進水されていますので、船齢は37年が経ちますが、とても頑丈な造りですので、大きなダメージはありません。

ですから手直しをして、化粧をすれば見違える船になると思います。

ロングキャビン艇ですので遊漁船に向いています。

オーナーはレジャー船として接待やお仲間との釣りを楽しんでらっしゃいましたが、ここ最近は乗る機会がなくなりましたので、ご出品されることとなりました。

全長14.35ｍありましたので、45フィートとして出品させていただきました。

ハルには通常使用時に発生したスレやキズがあります。

塗装の剥がれもあります。

ガンネルは、通常の使用時にできた凹みやスレはありますが、大きな割れ剥がれ等はありません。

キールが入っています。

船底掃除、塗装、ジンク交換は７月２５日にされました。

通常使用時に付いたスレや軽微なキズ程度で、ひどいキズや割れ等はないとのことです。

シャフト、ペラも問題なしです。

ブリッジ周りは色褪せ感もありますが、そんなに見苦しいところはありません。

各所ドアや窓のスライドは普通に開閉できます。

ブリッジの長さは、前から後ろまで7.45ｍと長いロングブリッジです。

セミフライブリッジがセットされています。

ロングブリッジの上は現在は道具が転がっていますが、広いですのでクーラーＢＯＸ等の荷物を置く事ができます。

回転窓は普通に動きます。

集魚灯、航海灯類は問題なく点灯いたします。

サイドウォークは、幅45～55ｃｍ位と広いですし、高さは40ｃｍの上に55ｃｍのハンドレールが取り付けられていますので、ここでの竿出しは安心感があります。

オーニングはグラつくことなくしっかりと固定されています。

デッキ表面は、通常の使用で発生した小さな欠けやキズ等は点在していますが、ブアブアするようなところはなく、表面はガッチリしています。

先端からブリッジの前までの長さ4.60ｍと広いデッキですので、ここでの釣りはゆっくりできます。

アンカーウィンチは動作確認できていませんので、ご見学時にはご確認ください。

各ストレージとイケスは普通に使用できます。

後ろデッキにもアンカーウィンチがセットされています。

ここも通常の使用で発生した小さな欠けやキズは点在していますが、デッキのブア付きはなく、表面はがっちりしています。

舵は錆や汚れが目立ちますが普通に使用できます。

小さめですが生け簀が後ろデッキにもあるのが嬉しいです。

操船室は操船しやすいように工夫されています。

メーターやGPS魚探などの計器類の作動確認はバッテリー上がりの為、行っておりませんので、ご見学時には確認できるようにしておきます。

ハンドル、前進後進リモコンレバーは普通に作動するとのことです。

コックピットの左舷側から階段を下りると、中は広々とした空間でゆっくりとくつろげる空間がひろがります。

コックピットの後ろにはもう一つ広い部屋があります。

ここは現在物入れとして使用されていますが、ここも工夫すればゆっくりできるスペースになりそうです。

個室トイレも設置されています。

エンジンルームは汚れやオイルこぼれ等もあります。

エンジン本体にも錆や汚れがありますが、オイル減りもなくバリバリのエンジンとのことです。

取材時はバッテリー上がりの為始動確認はしておりませんが、ご見学時には始動ができるようにしておきます。

このエンジンは平成18年11月に現在のエンジン（コマツ6Ｍ117Ａ-2）最大馬力500馬力に換装されています。

造船所のオーナー所有艇ですので、オイル管理はマメにされています。

発電機がセットされています。

最高スピードは２０ノット位出るそうです。

取材時のエンジンの使用時間は5091時間でした。

取材時はエンジン始動確認及び試乗を行いましたが、沖乗りでの状態や細かい所までは解りかねます。

ご見学の際にはご試乗いただき、また、装備品や計器類の細かい動作など全てをご確認いただき、納得の上でご購入を下さいますようお願い致します。

ご見学の際は「ご見学お申込書」にご署名の上でお申込みください。「ご見学お申込書」は担当者までお申しつけください。

天候及び海上の状況によっては、試乗できない場合もありますのでご了承ください。