ヤマハ　FC-33(EH8)

船体状態は35年経過しておりますが、オーナー様が外観全部を全塗装している途中の船体を塗装し終わった段階で急逝されまので、船体のみが綺麗で良好な状態です。

デッキやキャビンのFRPの状態はゲルコートの艶も無く色あせがあり、経年使用によるヘヤークラックなどがありますが問題無く使用できます。

キールの前方部にフィンが取り付けられており、スパンカー使用時の風立ちが良好です。

バウデッキは左右舷で各1名竿出しできるものです。

中央バウバース天井は釣り座として使用でき、天井ハッチがありますが残念ながらヒンジが損傷しております。

サイドデッキも移動だけではなくファイトも出来る幅広さを持ち合わせております。

アフトデッキは広く4名で釣り出来るスペースがあり、キャビンハッチゲートをオーニングテントとして使用できますので、降雨時や炎天下に有難いものです。

デッキ中央には、後部エンジンハッチ、イケス、舵室のハッチがあります。

スイミングステップ・スパンカー、電動リール端子3個も装備して、フッシングに必要な装備が揃っております。

小ぶりなキャビンは、右舷にコックピットとキャプテンシート、左舷にはナビゲーターシートが配置されております。

キャビン後部には本来キャビンカバーがありますが、オーナー様自作のFRP製のハッチゲートが取り付けられており、油圧ダンパー付きで開いた状態で固定できますので、オーニングテントとして使用できます。

キャビン後部右舷にはセカンドステーション（エンジン操作レバーのみ）及び微速レバーを備えており、舵リモコンもありますので、デッキでの操作が出来ます。

コックピットは見晴らしが良くも使い易いものです。

キャプテンシートは自動車用のリクライニングできるもので、クッションの弾力も充分で良好な状態ですが、座面に小破れがあります。

ナビゲーターシートはプラスチックの一体成型ものです。

バウバースはサイドウインドウを備えておりますので明るい空間となっており、大人２名が横になれることができ、中央の床板を外すと対面で座って寛げます。

バウバース左手前にギャレー、右手前に個室トイレルームが配置されており、ファミリーユースにも安心です。

エンジンはヤマハ製　ディーゼル　SX625KM　(N10)　310馬力を搭載しており、十分なパワーを持っております。

アワーメーターは3138.4時間で昨年8月まで使用しており、ご友人様によるとその時期までは機関調子は良好とのことでした。

又、出品に際してエンジンは問題無く始動できました。

エンジンのメンテナンス歴は不明です。

エンジンルーム後部、左右舷に燃料タンクがありますが、FRP製の燃料タンクに交換してあります。

バッテリーはツインシステムで130F51を4個搭載しており、交換時期は不明です。

充電状況良好で、エンジン始動を含め問題無いです。

発電機は6kwを装備しており、集魚灯2灯に対応しておりますが、電球は1灯破損し、1灯しか付属しません。

GPS魚探(HONDEX　HE-7311-Di)、魚探(FURUNO　FCV-1000)、GPS(FURUNO　GP-3100 MARK-2)、レーダー（HONDEX　HR-7 RADAR）、オートパイロット(MAROL CB-85)、舵リモコン(MAROL)、無線機(FURUNO　FM-2678)、無線機(アンリツ　SD11A)の動作確認はしておりませんが、問題無く使用していたとのことです。

なお、レーダー、無線機は旧スプリアス規格ですので使用できません。

機関・電装機器類は、見学時に機器調子、動作確認のほか整備状況も含めご自身でご確認、ご判断ください。

ご見学の場合は、事前にお問い合わせ下さい。

又、試乗はできませんので、予めご了承ください。

取材条件

取材時にエンジン等機関関係・電装品等のすべての動作確認をしておりません。

記載内容につきましては、故人のご友人様に伺ったコメントを基に記載しており、取材時に試乗確認をしておりません。

必ず見学をしていただき、機関・電装機器類の機器調子、動作確認のほか整備状況も含めご自身でご確認、ご判断ください。

なお、紹介物件によっては、見学や商談のお申し込みが集中する場合も御座います。
その場合、紹介物件の購入を即決頂いた場合や、手付金等のお支払いのお申し出の有る方と優先的に、ご商談を進める場合も御座いますので、ご了承下さい。